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2009年 06月 27日

是枝裕和の映画を2本みて Kore-eda

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この前「歩いても歩いても」Still Walkingを観に行きました。
映画自体はとても気に入ったんですが、一緒に観に行った子のことでいたたまれなくなってしまいました。
その子は大事な人の突然の死というものを比較的最近に経験した人です。

お墓参りのシーンやらでその子は静かに泣いていました。「おくりびとは個人的理由で見たくない、良い映画には違いないんだろうけど。」と言っていた彼。今日の映画館では普段彼が見せない隠していた部分を見てしまったようで、映画の場面が横にいる彼の涙へ思いにすり替わってしまいました。

というわけで「歩いても歩いても」Still Walkingは映画以外の所で少し心を動かされてしまったところもあったんですが、この映画とても美味しそうなものや、料理をしているシーンがたくさんありますね。とうもろこしの揚げたのが美味しそうでした!

一緒に映画をみた子たちの中に韓国人の子もいて、この映画を観てこういう日本食を食べたくなったようです。さすがに、要望のレベルが高い!! この映画に出てくる料理って家庭料理です。日本人の私にとっては、いいなあ〜というものでしたが、同じことをお隣の国の子も思ったようです。
日本食が食べたい、イコール、寿司が食べたい。というのとは違います(笑)。

ブルーライト・ヨコハマが懐かしい!帰ってからYou Tubeで聴きまくりであります。

海外でみているせいかなのか、ものすごく日本を感じる映画でした。いろんな意味で。


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私は2004年のカンヌで柳楽優弥が主演男優賞をとった「誰も知らない Nobody Knows」をまだみていなかったので、歩いても歩いてもをみた後で友だちから借りて見ました。

これは題材がまず凄まじいですよね。1988年の巣鴨子供置き去り事件を題材にしているということですが、考えさせられてしまいます。映画自体は好きですが、悲しくて残酷ですね。やるせなくなります。

主演の柳楽優弥、すごくいいですね。表情がまずいいですね。確かにこれだったら主演男優賞もうなずけるなと一人で納得していました。
ある人に「誰も知らない Nobody Knows」をみたけど、あの子(柳楽優弥)いいよね〜と言ったら、「うん。今どうしてるの?」と聞かれました。

◆歩いても 歩いても公式ページ

◆誰も知らない Nobody Knows 公式ページ
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by mizuhofr | 2009-06-27 17:19 | Cinéma 観
2009年 06月 08日

Dorayaki どら焼き

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何かお菓子が食べたいということになってどら焼きを作りました。どうもうちは急になにかを作るということが多いような気がします(笑)。

どら焼きは前にもリヨンで何度か作ったことがあって、フランス人にも好評でした。一枚一枚焼いていくのが少し面倒なだけで、どら焼きって簡単なんですよね。

牛乳がなかったので家にある材料でつくった今回のどら焼きの材料はこちら。

小麦粉50g
ベーキングパウダー小さじ1
タピオカ粉Farine de tapioca50g
水100ccぐらい(状態を見て加減してください)
卵1コ
粉砂糖大さじ2ぐらい
みりん大さじ1
醤油小さじ1

粒あん

この分量で6コできました。
実は数週間前に粒あんを使って冷凍庫に入れてあったのを覚えていたので、甘いものが食べたいな〜という声に「どら焼きならできるよ」とすぐに口から出ていました(笑)。
元々のレシピはホットケーキミックスとなっていましたが、ないので小麦粉とベーキングパウダーで代用。それと、牛乳の代わりに水、蜂蜜の代わりに粉砂糖を使いました。

粒あんは水少々で練っておきます。
材料を混ぜて10分ぐらい休ませておきます。水は100cc全部入れてしまわないで少なめに入れて状態をみてください。かなりゆるい生地ですが緩すぎてもだめです。
それをテフロン加工のフライパンで丸く焼いていって、つぶあんを入れて半分に折るだけです。
本当に簡単なレシピですが、生地がもちもちで美味しいです。

出来立ての熱々のどら焼きも美味しいですよ〜。冷めると生地が固くなるのでラップをして保存してください。ラップをしておけば大丈夫です。

今回はタピオカ粉でしたが、もともとはもち米粉となっていたと思います。生地をもちもちさせるためなので、餅粉、団子粉、タピオカ粉どれでも大丈夫ではないかと思います。

クックパッドに載せてみました。
Cpicon すぐに出来る美味しいどら焼き by mizuhofr
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by mizuhofr | 2009-06-08 02:30 | Repas 食
2009年 06月 06日

寺山修司の詩 Shûji TERAYAMA

ある人が寺山修司の詩集を貸してくれました。
ページを開いて現れる詩がいちいち美しくて、花の蕾を見るかのような新鮮さなのに不変的なものを感じます。今リヨンを離れようとして感傷的になっている私の心にはジワリとくるものばかり。
最初の詩からして既に美しいので、一番最初の詩を引用します。


「海」という章の一番最初の詩です

一ばんみじかい叙情詩


なみだは
にんげんのつくることのできる
一ばん小さな
海です



つきよのうみに
いちまいの
てがみをながして
やりました

つきのひかりに
てらされて
てがみはあおく
なるでしょう

ひとがさかなと
よぶものは
みんなだれかの
てがみです

(引用終わり)
寺山修司『寺山修司少女詩集』
角川文庫13865; 昭和56年初版、平成18年改訂3判
(P.6-7)

少女詩集とあるだけあって、この詩集は女性向けなのかもしれません。パラパラページをめくって読むだけで心にグワンときます。ちょっと涙が出そうになる、心の琴線に触れる詩が多いです。

寺山修司
1935年青森県生まれ。早稲田大学中退。67年、演劇実験室「天井桟敷」を設立。演劇、映画、短歌、詩、評論など意欲的に活動。主な著書に『田園に死す』『書を捨てよ、町へでよう』ほか多数。83年、敗血症により47歳で逝去。
(本の著者紹介より引用)

ちなみに私Mizuhofrも青森生まれです(笑)。この詩集を貸してくれた人が『田園に死す』の映画も貸してくれました。見たい映画がありすぎます!
寺山修司、名前はよく知っていましたが肝心の作品の方はタイトルぐらいしかよく知りませんでした。日本に帰ったら寺山修司を買い占めたいと思ったぐらいに気に入っています。

日本に帰る前に寺山修司の詩にあえて嬉しいです。ありがとう!
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by mizuhofr | 2009-06-06 07:28
2009年 06月 02日

ちょっと回想、そしてこれから

[帰国] ブログ村キーワード
このブログを始める前にフランス生活について徒然と綴っていたものを終わりにして、このブログを始めたわけなんですが、前に持っていたブログを閉じることにしたのは、フランスから日本へ帰国することが決まったからです。他にもありますが、やっぱりこれが一番です。
正確に言うと帰国というのは、資料収集のためなのですが、一年も日本で暮らすということはやはり「帰国」と言っていいと思います。

七年間のフランス生活、いろいろなことがありました。そのすべてをブログの上に書くことは私にはできません。プライバシーというのもありますが、自分をさらけ出すというのは勇気が要ります。でも最近他の方のブログを読んでいて凄いなと思うことは、自分の心の内までブログに書いておられる方々です。心の内を綴っておられていて、勇気がある方々だなと思うと同時に、心の内を公に書いた方がかえって自分の気持ちの整理にもなるのかなとも思います。
書いておられる方のことは個人的には知りませんが、心にズンときます。

私が自分の思っていることを書くことにするかは分かりませんが、それは置いておいて。

日本に帰るということで、私の周りのフランス人の反応もいろいろです。家族や友だちに会えて嬉しいでしょう、と言われます。でも七年もこちらにいると、生活の拠点がもうフランスになってしまっているんです。
正直に言うと、日本での新生活は少し不安です。フランスで生活するのが当たり前で、友だちも今やフランスの方が多いです。日本へ帰るということが決まった時、嬉しさよりも不安の割合の方が大きかったということをここで白状します。

心配しても仕方がないことだと分かってはいますが、人との付き合い方もヨーロッパとは違う日本。社会のシステムも価値観も習慣も違います。最初のうちは慣れるのに大変だろうなと覚悟しています。海外暮らしが長くて日本に帰る人が慣れるのに苦労すると聞きますが、私もそれを今から体験しようとしています。すぐに慣れるんでしょうけど。

でも一方で日本にあってフランスにないものもあります。第一に家族、親戚がいます。9月からは家族や親戚が私のご近所ということになるので、遊びに行ったりというのも簡単です。顔を見て、一緒に歩いて、一緒にご飯を食べて、というのはやっぱり違います。第二に日本の四季。フランスでどれだけ桜を見たかったことか。桜の季節にいつも例えようのない淋しさを感じていたのは桜を見たいという私の日本の心からです。梅雨でさえ懐かしい程です(笑)。三番目、お寺や日本にしかない場所に行けること。たぶん長い間日本にいなかった私はちょっとした日本の観光客になるのではないかと思います(笑)。

その他、食に関してはもちろん日本食は食べたいですが、フランスはフランスで美味しいものがあるし、私は日本食がないとどうしても我慢できないという方ではありません。
でも、日本にいるからには日本で食べられるものをたくさん食べたいです。こちらで物質的に高い日本食なので、日本食を普通に食べれるというのは当たり前のようでいて、実は凄いことですからね。

それにしても、インターネットというのは本当にすごいもので、今やWIFIのおかげでコンピュータさえあれば、街でもインターネットが出来ます。日本ではこれが携帯でできてしまうんですよね?(日本に行ってまずすることは携帯を買うことかもしれません。)
思えば七年前のフランスは今程インターネットが普及もしておらず、日本とのコミュニケーションも大変でした。当時フランス一年目の私がいたモンペリエ大学ではインターネット室の環境は最悪で、インターネットを使うためだけに無駄に多くの時間を使ったものでした。どんどん便利になっていく世の中が少々恐ろしい気もします。

当時のホームステイ先ではインターネットを使わせてもらえず、電話もだめで、バスで街の中心地のネットカフェまで行ったものでした。あのころは本当に必要最低限の日本とのコミュニケーションしかしていなかったので、友だちとの連絡はおろそかになって、あの頃に日本の友だちを少し失ったかもしれません。今の時点でまだメールを出せば返事をくれる友達の存在は本当にありがたいものだと思っています。

このインターネットという素晴らしい媒体を使って一人の日本人の日記やつぶやきをネットの波の中に参れ混ませられるのなら、これを利用しない手はないです。というわけでブログは場所を新しくして続けることにしてみました。

9月から少なくとも一年間は日本で生活することが分かっています。心の整理はまだ出来ていませんが(物質的な整理も(笑))、どこにいても私は私というのは変わりません。La vita è bella ! というのはご存知イタリア語で「人生は美しい」。どういう人生になるかは自分自身と運次第。フランスにいようが、日本にいようが、どこにいようが、La vita è bellaです!

長いのにここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

++ 今日の気に入った言葉 ++

「全勝優勝は一度もなかった。
いつも、序盤戦で土を付けられた。
それでも、
そこからガタガタ崩れることなく、
気持ちを入れ直して優勝をつかんできた。
それが、私の誇りだ。
それが、私が相撲で学んだ勝負魂だ」
曙太郎(Kー1ファイター、元横綱)『曙』より


実は曙の大ファンの私。今日本にいないので大相撲時代の横綱曙しか知りませんが、日本という外国で、角界という厳しい世界で、よくがんばってこられたと思います。K1では振るわないようですが、応援しています!
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by mizuhofr | 2009-06-02 06:43 | Pensée 考