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2009年 07月 13日

リヨン古代ローマ劇場で映画上映 Les Nuits de Fourvière / キャバレー Cabaret(1972)

リヨンにはフルヴィエールの丘というところに古代ローマ劇場が残っていて(リヨンの歴史地区はフランスの世界遺産に指定されています。Wikipedia、リヨンの歴史地区)、毎年夏にはLes Nuits de Fourvière(フルヴィエールの夜)という恒例の催しがあります。この期間中には著名なアーティストのコンサートや演劇、ダンス、映画上映などが催されるんですが、今年は6月5日から8月1日まで。

◆Les Nuits de Fourvière
http://www.nuitsdefourviere.fr/

今年は7月12、13日と二夜連続でローマ劇場での映画上映。
さっそく一日目の「キャバレー Cabaret(1972)」の上映に行ってきました。

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Les Nuits de Fourvière(フルヴィエールの夜)の映画関連の催しはINSTITUT LUMIEREが運営に携わっているので野外上映のボランティアをしている私たちは招待で行くことができます。(参考INSTITUT LUMIEREの野外映画上映

映画が始まるのは22時。良い機会だというわけで、2日間あるうちの初日の今日は映画の始まる前にボランティア仲間と食事をしました。

フルヴィエールの丘のすぐ下はVIEUX LYONというリヨンの旧市街地で、リヨンの郷土料理が食べれるレストランが集まっています。
VIEUX LYONで食事をしてからローマ劇場へ。

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今日は結構暑い日で、ローマ劇場は風が吹いていて気持ちが良かったのですが、ローマ劇場の石階段だと夏でも夜はかなり冷えることもあるので防寒対策をして行った方がいいと思います。前に初めて行った時は結構寒くて、そういうことを分かっている人達は毛布などを持ち込んでローマ劇場で寝転がって映画を見ている人もいました。

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野外上映は野外上映でも、ローマ劇場での野外上映は町中の公園などの上映とはかなり違う雰囲気です。階段式なので上の方に座っても画面が見やすくて、かえって映画もよく見れます。ただ石の座席なので座り心地は座り方を工夫した方がいいかもしれません。一応ミニ座布団は配布されます。
ぼんやりとライトアップされた古代ローマ劇場が幻想的な雰囲気です。

今日の上映はライザ・ミネリ主演のあの「キャバレー」でした。ずっと見たいと思っていたのですが、とても良かったです。一緒に観に行ったボランティア仲間も「思っていた以上に良かった」と口々に言っていました。
独特の世界観で、アカデミーを八つの部門でもらったというのも納得です。ローマ劇場の大画面で見れたのもラッキーでした。こういう雰囲気で見るのにぴったりの映画だと思いました。
ライザ・ミネリはすごいですね。魅せます。それに助演男優賞をもらったジョエル・グレイやライザ・ミネリの相手役のマイケル・ヨークも良かったです。

Les Nuits de Fourvière(フルヴィエールの夜)の去年のプレゼンテーションビデオがありました。雰囲気が分かるので、ご覧になりたい方はどうぞ。
◆Les Nuits de Fourvière(www.dailymotion.com)
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by mizuhofr | 2009-07-13 09:34 | Cinéma 観
2009年 07月 11日

帰国がらみのひとりごと

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荷物の整理など、引っ越し準備も本格的にしなければいけないし、職場で私のお別れ会をしてくれるなどということも聞いて、嫌でも帰国を意識せざるを得なくなってきました。
段ボールをくれるという友人。家具を買ってくれるという友達。荷物を倉庫に置いていってもいいよと言ってくれる人。

数ヶ月前は帰国ということで少しセンチになっていましたが、帰国が直前の今はかえって落ち着いています。

ある方の不幸も最近ありました。前から分かっていたことなのでものすごいショックではありませんでしたが、フランスにいるうちに亡くなられたなという感慨があります。

職場のお別れ会で泣かないようにがんばります(笑)。私は職場の同僚に恵まれて、同僚つながりでフランス生活の幅も広がりました。人間ってやさしいですね。

写真はある友人の実家の木です。この友人にはどれだけお世話になったかしれません。
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by mizuhofr | 2009-07-11 05:33 | France 仏蘭西
2009年 07月 09日

スペイン映画 キカ KIKA / ペドロ・アルモドバル Pedro Almodóvar (1993)

一昨日、INSTITUT LUMIEREの野外上映でKikaを見ました。バッド・エデュケーション La Mala Educación (2004)のペドロ・アルモドバル Pedro Almodóvar監督作品。
一風変わっていましたが、その風変わりなところが面白かったです。

「メイクアップアーティストのキカは、妻を自殺で亡くしたという作家ニコラスと出会い、関係をもち始める。ニコラスの家に呼ばれたキカは、息子の死化粧を頼まれるが、息子ラモンは息を吹き返す。執筆を理由に放浪の旅をするニコラスだが、キカは年下でカメラマンのラモンと同棲を始める。上の階に暮らすニコラスとラモンとも関係をもつキカだが、ある日、メイドでレズビアンのフアナの弟ポールにレイプされる。スキャンダルをスクープするTV番組のリポーターのアンドレアは、匿名で送られたビデオなどから真相を暴いていくが・・・。」
Wikipedia キカより抜粋。

コスチュームが面白い!さすが衣装担当はゴルチェ。ゴルチェ色濃いですね〜。

フランス人と結婚して、フランスのテレビ番組にも結構出てきたりする、Victoria Abril ビクトリア・アブリルのコスチュームがいちいちハマっていて、似合い過ぎていて怖いぐらいでした。
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映画の基調のノリがラテンで、ラテン民族に慣れている人には結構笑えるのではないかと思います。
会場でもみんな受けていました。
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見終わったフランス人の反応は、ちょっと変わってたけど(笑)良かったよね(ニコッ)っていう感じでした。
この映画の日本の方の評価を見てみたらあんまり良くなかったのですが、ちょっと毒々しすぎるからなのかもしれませんね。

最初から鮮やかな色で始まって、映画全体を通して鮮やかなスペイン色で色彩感覚がとても綺麗です。
色だけではなくて、出てくる俳優さん達の役柄も個性的なものばかりで笑えます。一応サスペンスなんですが、かなり笑えるところがあって、サスペンスらしさは後半に少しだけ出ます。主人公のキカのおとぼけ天真爛漫でシリアスにはならず、不思議にずれながらもそれがいい、という。このハチャメチャさ。

このスペインの空気が良いなと思った映画でした。これは思ったよりもずっと面白かったです。
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by mizuhofr | 2009-07-09 09:29 | Cinéma 観
2009年 07月 08日

西洋人の髪を切ってあげる

いつの頃からか、私の同居人のPちゃんの散髪は私の担当になっています。
(そんなこと書くなと言われそうですが)

きっかけが何だったかは忘れてしまいましたが、Pちゃんの髪が長くなって髪を切ってもらいたくてしょうがないけどちょうど美容院は閉まっている日。「じゃあ切ってあげる!」と言って私が切ってあげたのが最初だったと思います。それとも他の理由だったのか。。。最初のきっかけは忘れました。

それ以来、髪が伸びてくると「来週髪を切って欲しいんだけど」という予約がPちゃんから入ってきます。とはいえどっちにしても同居人なので、もうそろそろ髪が長くなってきた、というと切って欲しいということです。

西洋人の髪ってもともとクルクルしている人が多いので、結構髪を切りやすいです。
Pちゃんの髪はクリンクリンではなく、適度にウェーブがかかっているのでとっても切りやすいです。切りやすいというより、髪がクルっとしているので、きちんと切らないでも髪型がまとまってみえると言うのが正しいかもしれません(笑)。適当に切ってもちゃんとまとまるのはかなり便利です。

たぶん直毛の髪を切ったら同じようにはいかないでしょう。それにPちゃんが女の子だったら同じようには行かないかもしれません。

髪がくるっとしているとまとまりやすくていいですよね。でも逆にクルクルしている人の側から見るとまっすぐのアジア人の髪はとても綺麗だと思うようですね。

この前、Pちゃんの髪を切ってあげました。私はもうすぐフランスを離れるし、たぶんあれがPちゃんの髪を切る最期だったのかもしれません。

髪を切るのも結構楽しいんですよね〜。
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by mizuhofr | 2009-07-08 00:26 | Vie quotidienne 日々
2009年 07月 06日

L'Histoire d'Adèle H. アデルの恋の物語 (1975)

先週はとても暑いフランスでしたが、今日は雨。雨の音が心地良いです。

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リヨンのINSTITUT LUMIEREでFrançois Truffaut フランソワ・トリュフォーの特集をしています。トリュフォーのSOIREE SPECIALEもあって行きたいと思いながら、結局行けませんでしたが、今日普通の映画上映を観に行ってきました。
FETE DU CINEMAではずっとINSTITUT LUMIERE以外の映画館に行っていたのでINSTITUTで見るのは久しぶりです。(でも私が今までリヨンで一番行った映画館はINSTITUT LUMIEREです(笑)。)
写真はINSTITUT LUMIEREからのメーリングリストのチラシから加工。

L'Histoire d'Adèle H. アデルの恋の物語 1975

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ずっと見たいと思っていた映画でしたが、劇場で見ることができました。

激しいですね。ビクトル・ユーゴーの次女のアデル(イザベル・アジャーニ)。手紙を書きながらアジャーニが同時に読み上げて、手紙がナレーションになっているというのがかなり効果的でいい演出になっていますね。イザベル・アジャーニは確かに美しいですけど、美しさよりもこの存在感と激しさを出せる演技かなと思いました。他のイザベル・アジャーニの作品でもこの人は心の激しさを出すのが上手いですよね。その上に美しいのでさらに良いという。あくまでも私の見方ですので(笑)。
アデル、分かるけど、もうだめだよと言ってあげたくなるけど、どうしようもないのも分かる、激しい情念でした。

あらすじ
「恋の情熱に取り付かれたビクトル・ユーゴーの次女アデルは、英国騎兵中尉アルバート・ピンソンを追って単身カナダに渡った。しかし、ピンソンの心はすでにアデルには無く、つれない態度を取った。激しい恋の情熱と焦燥のなかで、アデルは次第に精神の平衡を失っていく・・・。」
Wikipediaより抜粋。

トリュフォー特集のうちにもう少し見る予定です。

映画を見る前は雷まで鳴っていたのに、映画館を出たら雨は上がっていて、爽やかな青空でした。
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by mizuhofr | 2009-07-06 01:44 | Cinéma 観
2009年 07月 04日

ジャズ・ゴスペルコンサート Concert JAZZ'PIRINE

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昨日ジャズ・ゴスペルのコーラスに参加している友人のコーラスグループのコンサートがありました。
場所はカルチャースペース、高校のステージ(?)のようなところです。

このコンサートがなければ映画祭りの映画3ユーロでL'Age de glace 3 - Le Temps des dinosaures (Ice Age: Dawn of the Dinosaurs 3D)を3Dで観ようかなとも思っていたのですが、このコンサートに行くと言っていたので、こちらに。

この友人はずっとコーラスに参加している人です。コンサートをするというので、どんな感じなんだろうと思っていたら、ジャズ・ゴスペルの知っている曲がほとんどでとっても良かったです。
やり方もとても和やかな上にのっていて、コンサートの運営の仕方もいいなと思いました。
ちなみに料金は最期に好きなだけ子どもが持っている箱にお金を入れるというものです。
どれぐらいの人が来るのかなと思ったら会場は一階席は満員、二階席にもかなり人がいました。

JAZZ'PIRINE
CONCERT DU 3 JUILLET 2009

★Down in the River to Pray
★Oh when the Saints
★Joshua fit the Battle of Jericho
★I will sing Hallelujah
★My Funny Valentine
★Blue Kiss from Brazil
★Jada Jazz !
★Sing sing sing
★Emblaceable you
★One note samba
ワンノートサンバはボサノバの曲で、私はポルトガル語と英語のバージョンはよく聞きますが、フランス語で歌っているのは初めてだったかもしれません。
Tom Jobim - One Note Samba
★Fum' plus
★Goodbye Love
★Le Blues à 12/8
★Qu'est c'qu'on attend pour être heureux
Thierry Le Luron-Qu'est ce qu'on attend pour être heureux?
これはたぶんフランスにいる人ならどこかで聞いたことがあるメロディーなんじゃないかと思います。

Piano: Frédéric Allérat
Contrebasse: Pierre Jost
Batterie: Juan Perez
Direction musicale: François Bessac et Isabelle Prin

ピアノとベース、ドラムはプロの人なのか、途中で即興のジャズセッションもありました。

◆追記
画像が表示されないと指摘してくださった方がいましたので、スクリーンショットで画像を撮り直してアップし直しました。
このコーラスに参加している友人が送ってくれたメールに添付されていたコンサートのチラシです。あまり大したものではなかったかもしれませんが(笑)。
実は私のカメラが壊れてしまってしばらくはブログに写真を載せることができないかもしれません。
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by mizuhofr | 2009-07-04 18:54 | Musique 音
2009年 07月 04日

FETE DU CINEMAで観た映画のまとめ

今日金曜日でFETE DU CINEMAは終わりです。
◆FETE DU CINEMAって?というかたはこちら一週間映画3ユーロ FETE DU CINEMA

今日はさすがに最終日だというのと、水曜日封切りの映画を見たい人もたくさんいたようで、とある映画館の前にはものすごい列ができていたので、急遽予定変更をして映画を観る順序を変えたりしました。

映画祭りの間に私が観たものをメモしておきます。
順序は見た順。

★Very bad trip / Todd Phillips
前にも少し書きましたがとても面白いです。見ていてすっきりしますし、俳優さんも好感の持てる人ばかり。あの人も出てきますし(笑)。
大笑いしたい人にお勧めです。

★Ponyo sur la falaise 崖の上のポニョ / 宮崎駿
宮崎作品。相変わらずよく出来ているなと思いましたが、少し今までの宮崎駿作品に比べると子どもっぽかったような気もします。

★Terminator Renaissance ターミネーター4 (Terminator Salvation) / McG
率直な感想はあまりターミネーターらしくないターミネーターでした。ターミネーターは2が一番良かったかなと思います。3は見てないんですが。
それなりに楽しめたことは楽しめましたが、どうもストーリー展開にしまりがないような。でもまあ音楽のダダンダンダダンも健在でしたし、行ったメンバーも面白かったので、FETE DU CINEMAで観たという思い出が出来ました。

★Antichrist アンチキリスト / Lars von Trier
映画 アンチ・キリストAnti Christで書いた通り私はこの世界観は好きでした。でも刺激が強いのが嫌な人にはお勧めしません。刺激といってもいろいろな刺激が詰まった映画ですからね。

★Toto qui vécut deux fois(Toto Che Visse Due Volte) / Daniele Cipri, Francesco Maresto
これはキリストを冒涜しているという理由でイタリアでは上映禁止にもなった映画です。自分でこの映画を観ようとは思わなかったかもしれませんが、友だちに誘われて観に行きました。うーん、これはちょっとディープパロディーの好きな人(普通のではなくて)にはたまらないかもしれませんが、ある意味Antichrist アンチキリストよりもお勧めできません。蔑視の部分もあるので、イタリアで上映禁止になったのも頷けます。
Toto qui vécut deux fois - Bande Annonce du Film -

★Departures おくりびと / 滝田洋二郎
イタリアで見れませんでしたが、(なんのことかと思う方はこちら
イタリア・ウーディネ極東映画祭 (2) Udine Far East Film FestivalやこちらUdine Far East Film Festival(3) 映画編こちら)ついに見ました。
個人的な理由でこの映画は見たくないという友人がいたり、先日お母様の不幸があった友人がいたりで、少し不安定な気持ちだったせいもあるせいなのか、それともこの映画のなす業なのか、映画館でこんなに泣いたことはないというぐらい泣きました。一緒に観に行った友人がなぐさめてくれて余計に泣くということになってしまいました(笑)。でも良い涙だったと思います。それにしてもあれは泣き過ぎました(笑)。

★Whatever Works / Woody Allen
水曜日に封切りされたばかりの新作。さすがウッディ・アレン、アレン調全快で面白かったです。コミカルでリズムが良くてウッディ・アレンだな〜の映画に仕上がっています。
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by mizuhofr | 2009-07-04 08:18 | Cinéma 観