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2009年 09月 07日

黒髪ストレートって希少価値

(今日のはちょっと長いです)
私の昔のリヨンの職場の同僚の一人でいつもきれいに髪を染めている50代ぐらいのマダムがいました。本当の年齢は分かりませんがとても綺麗でおしゃれな方で、秘かに憧れていたものです。

落ち着いたダークレッドの髪の色で、彼女の年齢だとそのぐらいの色の方が華やかで綺麗に見えます。でももしアジア人が同じダークレッドに染めたらちょっと下品になってしまいそうな色です。
明るい色の目に合っていて、自分を知っているから出来るこの色だなと感心します。

ヨーロッパ人は日本人とは肌の色、眼の色、顔つきも違うし、髪の色を変えるのは特に珍しいことでもないし、アジア人だったら合わないような髪の色なんかも似合っていたりします。

ところで、私はフランスに来たころはショートヘアでフランスの美容院でショートにしてもらっていた時期もありますが、髪が伸びていつの頃からかずっとロングです。
ロングだと美容院にしょっちゅう行かなくてもいいという利点もありますが、フランスでマイノリティのアジアの黒髪を保ちたいという深層心理は自分の中にあったのではないかと思います(笑)。

フランスでよく聞かれるのはアジア人の黒髪が綺麗だということ。髪をよく染めるフランス人の彼女達も「みどりの黒髪」はとても美しいと思うそうです。

冒頭の気品のあるマダムも、職場で髪の話になった時、自慢げに
「私が若い頃はmizuhofrみたいに真っ黒な髪だったのよ。綺麗に黒く染めていたの。本当にこのぐらい黒くて長かったのよ!」と私の髪をしげしげと見ながら言っていました。彼女にとって、まっくろいストレートの黒髪ってそんなにいいのかとその時思いました。
ヨーロッパでは真っ黒な髪の人は少ないので、真っ黒い髪を持ったアジア人の髪は美しいとされているようです。

フランスでは素晴らしいと言われる黒髪ストレートロングも日本に行くと「重すぎる」と言われたりします。
日本では元々黒い髪の印象を明るく、軽く見せる方がいいようですね。髪のこと以外でもフランスの感覚で日本に帰ってきて、一時帰国でちょっとビックリしたことは多々あります。

直毛の髪について、フランスでは
「mizuhofrの髪は元々真っすぐなのか、それともストレートのパーマをあてているのか」とよく聞かれました。日本人にしてみたら、クリクリしている髪の方がずっと珍しくて逆にまじまじと見てしまいますけどね。
そういえば、髪の長いフランス人で元々かなりウェーブのかかった子が日本に来て「そのウェーブはどうやって手入れをしているのか」と日本人に驚かれたと言いますが、その子は何もしていないのに、ということを話していました。
つまり、お互い様ですね。

髪を短く切ってしまおうと何度も思ったのですが、髪が長いと冬に便利、それに皆に「切るな切るな、もったいない」と言われつづけて、結局長いままです。

長い髪が便利というのは、冬が寒いフランスでは髪が長い方が温まるからです(笑)。
冗談のようですが、本当で、髪は毛皮と同じ効果があります(笑)。フランスは冬とても寒いので、冬に帽子をかぶらないで外に出て、「寒い!頭皮まで凍りそう」と思いながら帽子をかぶって来なかったのを後悔したことが何度もありました。

ただ、フランスは乾燥しているので、髪も乾燥します。
髪のケアで私が使っていたのは日本から持ってたあるものでした。
前、日本に一時帰国している時に、父が大島の椿油を買ってきてくれました。
http://www.tsubaki-abura.com/
(話題がずれますけど、椿油で揚げた天ぷらってとても美味しいそうですね^-^。)

椿油、懐かしいなと思ってさっそく使ってみると、これがなかなか良いんですよね!
以来、昔ながらの椿油を使い始めました。
少量を(付けすぎないのがポイントです)全体に伸ばして使うと髪が落ち着きます。日本で行っている美容室で、椿油を使い始めたと言ったら、椿油は少量指につけてまとめれば後れ毛も直せるし、優れものだよと言っていました。
さすが数世紀にも亘って日本で使われている椿油ですね。
b0182143_0413053.jpg

日本に帰ってきて、暑いので髪を切ってしまおうかと思ったのですが、ここまで長くなってしまうと決心がつきづらくなって、それともうすぐ寒くなるというフランスにいた時のの季節感覚が残っていて、もうしばらくは長いままでいようかなと思っている今日この頃です。
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by mizuhofr | 2009-09-07 01:01


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