2009年 06月 12日

修士論文の公開諮問へ行って

うちの大学の日本文化学科の修士論文(master 2・旧 DEA)の公開諮問がありました。

私は成り行き(笑)で行くことに。諮問を受けるうちの3人の論文をほ〜んの少しだけ手伝ったので行きたいなとは思ってはいたのですが、本当に行くことになりました。

寺山修司関連の論文が二つもありましたが、2人ともまったくちがった方向性で書いていて、2人ともものすごく良かったようです。

私は日本語からフランス語への翻訳などを少し手伝っただけなのですが、論文の「謝辞」のところに私の名前が書いてあったらしく、ある先生から「あなたの名前をたくさん見かけたわよ」と言われて、それがきっかけで「口頭諮問にいらっしゃいよ」ということになったのでした。ちなみに、そのことは知らなかったのでなんとなくこそばゆい気がしました。

私が修士の諮問をした時は口頭でちょと論文について話して、先生のコメントに質疑応答があって、という感じでした。今回の諮問も基本的には同じでしたが、発表の時パワーポイントを使う学生が多くて諮問の時間も私の時よりも長く感じました。感じただけかもしれませんが(笑)。

今日の諮問は修士論文の公開諮問でしたが、修士、博士に関わらず、論文を書くのに一番必要なものは情熱だと思います。理系はちょっと違うのかもしれませんが、人文科学系だと一般的に自分のやっていることに情熱を持っている人ほど良いものを書く傾向があります。「論文」でなくても、それは何かをやる時の原動力になるもので、反対に、それがないと書けない(成し遂げられない)でしょうね。
もちろん、情熱だけで書けるわけではありませんが、それがなければなにも始まらないということです。精神的に支えてくれる人、良き理解者も必要です。

博士となると期間も長いし、授業というものも実質はないと同然なので、自分との戦いになります。
修士でいい点をとってもこれから博士課程に行かないという人の理由として、経済的に無理という人がいます。確かに働きながら自分の論文を書くというのは大変です。仕事だけでもノルマがあって、やるべきことがあるのに、それプラスさらに自分の論文というと肉体的にも精神的にも大変です。私なんて自分の仕事だけでもかなり疲れてしまいます。

そういう理由もあって何年も博士課程をやっている人もいるのかもしれませんが、奨学金をもらって整った環境で集中して仕上げられれば良いに越したことはないんですよね。でも奨学金をもらっていても年数がかかる人もいます。

博士論文へ行くときは熟慮の上でというのが賢い選択です。
考え方いろいろ、人生いろいろですね。

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by mizuhofr | 2009-06-12 05:13 | Pensée 考


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