どこにいても La vita e bella !

mizujapon.exblog.jp
ブログトップ
2009年 06月 02日

ちょっと回想、そしてこれから

[帰国] ブログ村キーワード
このブログを始める前にフランス生活について徒然と綴っていたものを終わりにして、このブログを始めたわけなんですが、前に持っていたブログを閉じることにしたのは、フランスから日本へ帰国することが決まったからです。他にもありますが、やっぱりこれが一番です。
正確に言うと帰国というのは、資料収集のためなのですが、一年も日本で暮らすということはやはり「帰国」と言っていいと思います。

七年間のフランス生活、いろいろなことがありました。そのすべてをブログの上に書くことは私にはできません。プライバシーというのもありますが、自分をさらけ出すというのは勇気が要ります。でも最近他の方のブログを読んでいて凄いなと思うことは、自分の心の内までブログに書いておられる方々です。心の内を綴っておられていて、勇気がある方々だなと思うと同時に、心の内を公に書いた方がかえって自分の気持ちの整理にもなるのかなとも思います。
書いておられる方のことは個人的には知りませんが、心にズンときます。

私が自分の思っていることを書くことにするかは分かりませんが、それは置いておいて。

日本に帰るということで、私の周りのフランス人の反応もいろいろです。家族や友だちに会えて嬉しいでしょう、と言われます。でも七年もこちらにいると、生活の拠点がもうフランスになってしまっているんです。
正直に言うと、日本での新生活は少し不安です。フランスで生活するのが当たり前で、友だちも今やフランスの方が多いです。日本へ帰るということが決まった時、嬉しさよりも不安の割合の方が大きかったということをここで白状します。

心配しても仕方がないことだと分かってはいますが、人との付き合い方もヨーロッパとは違う日本。社会のシステムも価値観も習慣も違います。最初のうちは慣れるのに大変だろうなと覚悟しています。海外暮らしが長くて日本に帰る人が慣れるのに苦労すると聞きますが、私もそれを今から体験しようとしています。すぐに慣れるんでしょうけど。

でも一方で日本にあってフランスにないものもあります。第一に家族、親戚がいます。9月からは家族や親戚が私のご近所ということになるので、遊びに行ったりというのも簡単です。顔を見て、一緒に歩いて、一緒にご飯を食べて、というのはやっぱり違います。第二に日本の四季。フランスでどれだけ桜を見たかったことか。桜の季節にいつも例えようのない淋しさを感じていたのは桜を見たいという私の日本の心からです。梅雨でさえ懐かしい程です(笑)。三番目、お寺や日本にしかない場所に行けること。たぶん長い間日本にいなかった私はちょっとした日本の観光客になるのではないかと思います(笑)。

その他、食に関してはもちろん日本食は食べたいですが、フランスはフランスで美味しいものがあるし、私は日本食がないとどうしても我慢できないという方ではありません。
でも、日本にいるからには日本で食べられるものをたくさん食べたいです。こちらで物質的に高い日本食なので、日本食を普通に食べれるというのは当たり前のようでいて、実は凄いことですからね。

それにしても、インターネットというのは本当にすごいもので、今やWIFIのおかげでコンピュータさえあれば、街でもインターネットが出来ます。日本ではこれが携帯でできてしまうんですよね?(日本に行ってまずすることは携帯を買うことかもしれません。)
思えば七年前のフランスは今程インターネットが普及もしておらず、日本とのコミュニケーションも大変でした。当時フランス一年目の私がいたモンペリエ大学ではインターネット室の環境は最悪で、インターネットを使うためだけに無駄に多くの時間を使ったものでした。どんどん便利になっていく世の中が少々恐ろしい気もします。

当時のホームステイ先ではインターネットを使わせてもらえず、電話もだめで、バスで街の中心地のネットカフェまで行ったものでした。あのころは本当に必要最低限の日本とのコミュニケーションしかしていなかったので、友だちとの連絡はおろそかになって、あの頃に日本の友だちを少し失ったかもしれません。今の時点でまだメールを出せば返事をくれる友達の存在は本当にありがたいものだと思っています。

このインターネットという素晴らしい媒体を使って一人の日本人の日記やつぶやきをネットの波の中に参れ混ませられるのなら、これを利用しない手はないです。というわけでブログは場所を新しくして続けることにしてみました。

9月から少なくとも一年間は日本で生活することが分かっています。心の整理はまだ出来ていませんが(物質的な整理も(笑))、どこにいても私は私というのは変わりません。La vita è bella ! というのはご存知イタリア語で「人生は美しい」。どういう人生になるかは自分自身と運次第。フランスにいようが、日本にいようが、どこにいようが、La vita è bellaです!

長いのにここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

++ 今日の気に入った言葉 ++

「全勝優勝は一度もなかった。
いつも、序盤戦で土を付けられた。
それでも、
そこからガタガタ崩れることなく、
気持ちを入れ直して優勝をつかんできた。
それが、私の誇りだ。
それが、私が相撲で学んだ勝負魂だ」
曙太郎(Kー1ファイター、元横綱)『曙』より


実は曙の大ファンの私。今日本にいないので大相撲時代の横綱曙しか知りませんが、日本という外国で、角界という厳しい世界で、よくがんばってこられたと思います。K1では振るわないようですが、応援しています!
[PR]

by mizuhofr | 2009-06-02 06:43 | Pensée 考


<< かわいそうな(誰が?)      カンヌで監督賞を受賞したブリラ... >>