2009年 06月 01日

カンヌで監督賞を受賞したブリランテ・メンドーサのSerbis(Service)

b0182143_448450.jpgいつもいろいろと面白いDVDを貸してくれる人がいるのですが、その人がこの前「このDVD見たい?」と言って差し出してくれたのがSerbis(Service)です。
画像はFNACのサイトから抜粋。

「この監督(ブリランテ・メンドーサ)はカンヌで監督賞をとったんだよ。ちょっとだけポルノだよ。っていってもポルノじゃないんだけど。。。なんて言ったらいいのかな。」と言いながら貸してくれました。

2008年フィリピン映画。
この監督ブリランテ・メンドーサBrillante Mendozaは今年2009年のカンヌにKinatay(Butchered)を出品して監督賞を受賞しました。セルビス Serbis(Service)は去年のカンヌ出品作品です。

Serbis(Service)の映画の舞台はフィリピンの小さな街でポルノ映画を上映する映画館。映画館を経営する家族と従業員の物語です。監督のお話では70年代だそうです。

露骨な性描写でちょっと有名になったとインターネットで書いてありました。そんなにポルノという感じではないです。でもそうともいえます。初っ端からヌードが出てきますからね(笑)。でも描き方が自然なのでポルノとは全然違います。
監督はCMをたくさんつくっていた人で、そういわれればああ〜と納得します。

DVDの付録でついていた去年のカンヌでのインタビューの様子が面白かったです。

この監督はとても短期間で映画を撮影するらしくて、普通は6日〜10日で撮って、この映画は今までの作品の中では一番長い12日間で撮ったそうです。でも撮影期間が短いだけで、実際は準備を念入りにしているので、カメラを回していないときの準備が50パーセントはある。準備に時間をかけている分、撮影するのはそんなに長くならなくて済む、と言っていました。

それに俳優さんたちが監督の映画に出演する常連でみんな友だちのようだそうで、信頼関係で結ばれているのも撮影が早く進む理由のひとつのようです。俳優さんたちの側にも監督を信頼していて、際どいシーンも最初は難しくても撮り始めれば大丈夫だとか(笑)話していました。

「文化背景、物の見方などによって、人によって受け取るメッセージは印象が違ってくるだろうから、この映画が持つメッセージというものをはっきりとは言えない」っていうことを言っていました。確かに、この映画は楽しむというジャンルの娯楽映画とは違うタイプなので人によって意見が全然違うでしょうね。

今年監督賞を受賞した方の映画は見てないので分かりませんが、個性が強いです。
ドキュメンタリーでもないんですが、演技というより普通の姿をそのまま映したような映像です。

「海から始まる!?」というブログにこの監督について詳しく書かれてあったのでリンクしておきます。該当ページはコチラです: カンヌ国際映画祭2009コンペ部門出品・監督賞

参考です。
【動画】カンヌ映画祭注目のフィリピン映画『Serbis』、記者会見で監督語る
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by mizuhofr | 2009-06-01 05:00 | Cinéma 観


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