2009年 05月 30日

祝日ではなくなって、また祝日になった日

来週の月曜日6月1日はLundi de Pentecôte (ランディドゥパントコット)「聖霊降臨」でフランスはキリスト教の祝日です。
Pentecôte(パントコット)はPâques(フランス語でパック、復活祭:十字架に架けられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえったことを記念する)から数えて50日の日曜日。移動祝日で毎年日にちが違います。

フランスでは長い間この日は祝日だったんですが、ここ数年この祝日をめぐっていろいろと動きがありました。

2003年の夏の猛暑(Caniculeカニキュル)でフランスでは1万5千人のお年寄りが亡くなったと言われています。この猛暑の悲劇にちなんで、翌年の2004年からはパントコットの日はみんな無償で働いてこの日に働いた分の稼ぎはお年寄りや障害を持つ人への寄付金にするということになりました。

パントコットを休みとするか無償で働く日にするかは各会社で決めることになりましたが、政府の対応が遅いせいでたくさんのお年寄りが亡くなったのに、祝日を一日減らして働かせるのか〜!などの不満がたくさんあって、メディアを騒がせていました。

いろいろと物議をかもしましたが、結局去年2008年からはパントコットは今まで通り祝日にする、という法令が通りました。でも、休みは休みでも働いている人にとっては一日の無償労働は変わりません。
この日が祝日には代わりはないのですが、この日の分の代わりに一日分有給をなくす、もしくは七日間普段より余分に一時間働く、などという対処がとられることになったからです。

フランスも日本と同じく高齢化社会が進んでいるので、政府も増える一方のお年寄りのための資金確保を何とか工面したい、というのもあるんでしょうね。

ところで、フランスでは祝日を知っておくことは大事です。って、そんなのは知ってるのが当たり前かもしれませんね(笑)。でも知っておかないといけないというのは、祝日はお店も閉まってしまうからです。つまり、スーパーも閉まっています!
コンビニもありませんし、フランスは日本のように日曜日も普通にスーパーは開いていません。
それでも最近は祝日でも開いているスーパーも出てきて「◯◯日(祝日)は12時(お昼の)まで開いています」とかの張り紙がしてあったりします。お昼以降も開いていたらもっとありがたいんですが(笑)。
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by mizuhofr | 2009-05-30 23:30 | France 仏蘭西


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